◎1993◎

「ウルトラマン研究序説　音楽編」〜東芝ＥＭＩ〜 中経出版のベストセラー【ウルトラマン研究序説】の名を冠したアルバムですが、内容は歌とワンダバ3曲が入った普通のＣＤで、解説書の元ヒカシュー・井上誠さんと生福・福田裕彦さんのウルトラBGM談義、そしてカバーバージョンの歌数曲以外は特に目新しくはありません。 「天使が巻いたオルゴール　Ultraman Love and Dream For You」〜日本コロムビア〜 世界的オルゴールメーカー・三協精機製作所の最高機種“オルフェウス”の音をサンプリングしてシンセサイザー演奏されたウルトラマン〜キッズまでの各主題歌のオルゴール曲集。 『コスモスアドベンチャー』を作曲された小坂明子さんによるプロローグとエピローグの曲も癒されます。 2002年にファーストスマイルエンタテインメントから発売されたオルゴールアルバムとは完全な別物です。 「ウルトラマンコレクション」〜テイチク〜 円谷プロダクション創立30周年記念企画として発売されましたが、内容は前述の「研究序説　音楽編」とあまり変わらず新鮮味無し。 ボーナストラックの擬音集と解説書冒頭の京本政樹さんの一文だけが特徴と言えば特徴かな？ 「ウルトラマン大集合　アイテム・怪獣編」〜アポロン〜 ジャケットからは内容良く解らず、買って聴いてみると・・・ 1989年に出た「ウルトラマンシリーズ　ウルトラマン＆ウルトラセブン＆帰ってきたウルトラマン」に「Ａ＆タロウ＆レオ」を加えただけのモノでした・・・ また同じ失敗を繰り返してしまった。 もう一つ、「主題歌集」もありましたが、ただの歌のアルバムだったので買ってません。

「決定盤　アニメ・カラオケ３・ウルトラマンの歌」〜アポロン〜 ウルトラマンの歌/ウルトラセブンの歌/ウルトラマンタロウ レッツゴー！ライダーキック/タイガーマスク/あしたのジョー/ラムのラブソング/タッチ の8曲。＋各曲ボーカル入も入った16曲入り。 全て新演奏によるアポロンのカバーバージョンです。このちょっと変さがたまりません。 「コロムビアファミリー　アニメ大行進オールスターコンサート」〜日本コロムビア〜 1993年8月19日・TAMAアリーナにて開催されたのライブ収録盤。 オープニングは全員で唄う『ウルトラマン・ラブ フォー チルドレン』 そして水木一郎さんの『懐しくってヒーローSPECIAL』に始まり、大杉久美子さん・影山ヒロノブさん・宮内タカユキさん・堀江美都子さんその他によるアニメ・特撮ソングのオンパレードです。 円谷系では、山野さと子さんの『コスモスアドベンチャー』。そして東映作品に円谷ウルトラが夢のゲスト出演を果たした記念碑的なシュシュトリアンの主題歌『思いたったが吉日！』もあります。 8センチＣＤ「懐しくってヒーロー」　「懐しくってヒーローPartII」 日本コロムビアのこの2枚、それぞれ'90年'92年発売でしたが書き漏れしてました〜。 水木アニキの怒涛のヒーローソングメドレーですが、もちろんウルトラマンの歌も入ってます。PartII にはセブンと帰マンの歌。 「ULTRAMAN THE ＣＤ」〜ソニーレコード〜 作曲者・嶋田英二郎さんが、各怪獣・宇宙人をイメージして作った曲に、それぞれの鳴き声や効果音をMIXしたモノ。 ウルトラマンの歌アレンジバージョン・インストゥルメンタルの後、怪獣・宇宙人名タイトルの曲が30曲。 面白い試みだと思いますが、私はどうも曲にピンと来なかったです。 「円谷プロダクション創立30周年記念　ULTRAMAN SYMPHONY CONCERT〜ライヴ盤〜」 〜日本コロムビア〜 1993年7月28日・サントリーホールにて行われました。2枚組。 私、チケット買って行きました！このコンサート。 場内は一般客よりも業界関係者の方が多かった様な印象でした。 座席には新作ウルトラマンパワードのプレスシートが。 光学撮影の中野稔さんもお見かけしました。興奮して周りをキョロキョロしてたら、私の横を桜井浩子さんが通り過ぎて行かれドキドキ。 まずはオーストラリアからパトリックトーマス氏を指揮に迎えての第1部『交響組曲　ウルトラマンＧ』 生で聴くグレート音楽世界が私の心にバーニングプラズマ！ 第2部の『交響曲　ULTRA COSMO』は、今回のコンサート用に冬木透さんが書き下ろしたウルトラ音楽総決算。数々の主題歌・挿入歌・モチーフが4楽章にまとめられています。 私が特に感動したのは第2楽章“光をあびて” 舞台上段、名曲“ゾフィーのバラード”の旋律をパイプオルガンで弾かれているのは、冬木さんご本人！ そしてメロディーをトランペットで奏でるのは、あの日野皓正さん！ 雄大なオーケストラ演奏による“ゾフィーのバラード”が、途中から“ウルトラの母のバラード”へと変わり、最後再びゾフィーへと戻ります。もう身震いするほど痺れますよ。 第3部は『円谷プロ作品集』 フルオーケストラによる名曲群！ 男性コーラス付きの“マイティジャックの歌”、 日野さんのトランペットアドリブが楽しい“ウルトラマンUSA主題歌”、 “ワンダバメドレー”（ULTRASEVEN〜MAT〜MAC〜TAC）です。 “銀色の少年”は映画「勝利者たち」主題歌ですが、後に歌詞とアレンジを変えて円谷プロ企業CMイメージソング『夢へようこそ』として生まれ変わるこの優しい曲を、円谷皐さんの歌唱と玉川学園同窓生のコーラスで聴かせます。 “ウルトラマン物語”　映画「怪獣大決戦」エンディング曲で初登場して以来、ウルトラシリーズのイメージソングになったと言ってもいい位の名曲を円谷皐さんが熱唱されます。 そして私たちお客も一緒に歌う“ウルトラマン・ラブ フォー チルドレン”の後、“ウルトラマンの歌”でフィナーレです。 アンコール曲は再び“ウルトラマン・ラブ フォー チルドレン”でした。 終演後、ロビーにてお客さんの写真撮影やサインのお願いに気軽に応じる円谷皐さんのお姿。私はこの時、初生パワードと写真撮らせて頂きました。 本当に夢の様なひと時を過ごしましたよ。 ところで、このコンサートの模様はNHKが数台のテレビカメラで中継収録してまして、数ヶ月後の衛星放送でのウルトラ特番で流されるはずでしたが、当日特別ニュースが割り込んで（国会関係だったかな？）残念ながらカットされてしまいました。 時々カメラが客席を撮ってた時は意識して激しく拍手したり元気良く歌ったりしてたのですが･･・DVD出ないかな。

8センチＣＤ「ウルトラマンＶＳ仮面ライダー」〜フォルテミュージックエンタテインメント〜 この年の夢の企画ビデオの主題歌とエンディングです。 影山ヒロノブさんの歌う『戦うために生まれた戦士』　『ヒーローはひとりじゃない』の2曲入り。 東映の「有言実行三姉妹シュシュトリアン」にウルトラマンがゲスト出演した事がきっかけで決まったこの企画、ラストの新撮スペシャルバトルには燃えました！ ガドラスとサソリガドラスのソフビが欲しい今日この頃。 8センチＣＤ「電光超人グリッドマン」〜ビクター〜 円谷新作の特撮テレビ番組が始まりました！ 坂井紀雄さんの歌うオープニングとエンディング　『夢のヒーロー』　『もっと君を知れば』、そして各曲カラオケも入ってます。 この主題歌、頭からフルパワーなので、カラオケで思いっきり唄ったら気分スッキリ・ストレス解消です。 8センチＣＤ「ウルトラマンパワード」〜アポロン〜 この年末からビデオリリース開始されましたパワード！ 前田達也さんの歌うオープニングとエンディング　『ウルトラマンパワード』　『この宇宙のどこかに』 カラオケも有り、オリジナルロゴステッカー付きでした。 当時、ビデオリリース前の試写会に行きました。 ミニチュアのチャチさに少しガッカリしたんですが、でも生物っぽいオリジナルのラテックス製パワードや怪獣達には惚れました。 「電光超人グリッドマン　　オリジナルサウンドトラック」〜ビクター〜 戸塚修さん作曲によるBGM集。 作品世界とビデオ特撮に良く合った音楽です。コンピューターワールドが目の前に拡がります。 「ウルトラマンパワード　音楽集」〜アポロン〜 後にガイアも担当される佐藤俊彦さん。幼少時ベートーベンと共に好きだったのが、サンダーバードとウルトラマン・ウルトラセブンだったそうです。 なるほど納得の素敵なウルトラ音楽となってます。 ステッカー付き。

「楽しいバイエル併用　こどものポップス・ピアノ大全集　最新アニメ・ソング編」〜ドレミ楽譜出版社〜 アニメ・特撮・TV番組＆CMソングのピアノアレンジ全36曲。 『ウルトラマンのうた』 『ウルトラセブンのうた』が入ってます。 ピアノ初心者向けの易しい演奏アレンジです。 おそらく当時、楽譜も別売りされていたと思われます。

「ザ・マイクハナサーズ　ヒット全曲集'94」〜ソニーレコード〜 メドレーカラオケの王者、ザ・マイクハナサーズの歌10曲＋カラオケ2曲収録。 '94だけど'93の11月に出てます。 『ヒーロー大行進』 ウルトラセブン〜エイトマン〜少年探偵団〜赤胴鈴之助〜アトム〜タイガーマスク〜月光仮面〜ライダー〜柔道一直線〜巨人の星〜ヤマトのメドレーです。カラオケもあり。

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