◎1994◎
「音の怪獣図鑑VOL.1/ウルトラQ・ウルトラマン編」
「音の怪獣図鑑VOL.2/ウルトラセブン・帰ってきたウルトラマン・ウルトラマンA編」
「音の怪獣図鑑VOL.3/ウルトラマンタロウ・ウルトラマンレオ・ザ☆ウルトラマン・ウルトラマン80編」
〜フォルテミュージックエンタテインメント〜

各シリーズの主題歌・挿入歌、怪獣達の鳴き声や効果音、そしてオリジナルBGMをバックにナレーターが案内する音のウルトラ図鑑。ソノシートドラマの雰囲気もあります。 そして、これがただのナレーターじゃ無い!
VOL.1 小林昭二さん・桜井浩子さん/キャップ&フジくん
VOL.2 森次晃嗣さん・ひし美ゆり子さん/ダンとアンヌ
VOL.3 浦野光さん/ゾッフィゾッフィゾッフィ・・・
皆さんちゃーんと役になりきって演じておられて嬉しいなぁ。今ならこれの平成版作れば楽しいでしょうね。
1.ダイゴ&レナは無理っぽいので、ホリイ&シンジョウもしくはイルマ&ムナカタ
2.アスカ&リョウかヒビキ&アスカ
3.我夢&藤宮 これに決まりでしょう!
ガイア編売れるだろうな〜。


「ウルトラマンパワード サウンド大百科」〜アポロン〜
BGM集に続き出たこれは、上記CDと似た構成の音の大百科でした。
ケンイチ・カイ(演/ケイン・コスギ)の吹き替え/森川智之さん、ジュリー・ヤング(演/ロビン・ブライリー)の吹き替え/久川綾さんが、W.I.N.R.や怪獣、パワードの秘密をBGMや効果音をバックに解説します。
嬉しい事に前回のBGM集に未収録の音楽はそれだけ別に収録されてるので、BGM集第2弾としての価値もあります。 これにもステッカー付いてました。
「ロンドン・シンフォニア・サウンド 特撮主題歌集」〜フォルテミュージックエンタテインメント〜
指揮/リチャード・ピットマンさん、演奏/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、編曲監督/木塚二郎さん  により、1994年2月15・16日にロンドン・オールセインツ教会にて録音されました。
ウルトラマン/レッツゴー!ライダーキック/鳥人戦隊ジェットマン/進め!ゴレンジャー
ウルトラセブンのうた/キカイダー01/ゴーゴー・キカイダー/戦え!仮面ライダーV3
全8曲が重圧なオーケストラ演奏で奏でられます。
どの曲も原曲の行進曲風アレンジの後、オリジナルの旋律が現れ、そして又原曲に戻り終了、というパターン。 「交響詩ウルトラマン/ウルトラセブン」の素晴らしさにはかなわないけど、又違った味わいではあります。


「ザ・ビートサウンドクラブ青盤/鉄腕アトム」〜日本コロムビア〜
“もしあの4人がアニメ主題歌を演奏したら・・・”という肩書きのアルバム。
ゲゲゲの鬼太朗/ひみつのアッコちゃん/おどるポンポコリン/ウルトラマンのうた/青い空はポケットさ
ひょっこりひょうたん島/行け行け飛雄馬/アンパンマンのマーチ/魔法使いサリー/鉄腕アトム
ワイワイワールド/キャンディキャンディ/レッツゴー!ライダーキック/ねぇ!ムーミン
全14曲がラブ&ピースなアレンジで唄われています。
ダニー石尾さん(誰?)によるウルトラマンのうたも、のーんびりとした雰囲気です。 同時発売の【赤盤】は童謡集でした。


「ウルトラマン解体新書」〜永岡書店〜
ウルトラマン達の数々の謎[生態・肉体・カラータイマー・変身のメカニズム・性・等々]を現在の科学で可能性のある解析を試みる企画。 といっても、良くあるアラ探し・ウルトラにこじつけた専門分野解説的なものではなく、編集委員会代表/京本政樹さんのもとに集まった執筆者達が細かい設定を忠実・丁寧に検証していて、ウルトラへの深い愛が感じられる、図版も豊富なまさに大人のための“ウルトラ怪獣解剖図鑑”です。
この傑作本に、8センチCD『ウルトラマン新たなる戦い』が付録で付いてました。

京本政樹さん所有の初代マン&初代セブン完全再現撮影用スーツのデータを元に、日本音響研究所所長/鈴木松美さんがマンとセブンのモンタージュボイスを制作されて、それを使って14分程のミニドラマに構成されています。 オリジナルの劇中シーン効果音にBGM、オリジナルキャストとして黒部進さん・森次晃嗣さん・浦野光さんも新録でご出演、そしてタイトル曲は新録のウルトラマンの歌ディスコ風アレンジ(編曲・演奏の向田紀夫さんはジュリアナ東京の音楽担当されてたそうです)、さらにセブン最終回のシューマンのピアノ協奏曲はわざわざ新録という大変手の込んだもので、なかなか本格的なソノシートドラマ風になっています。
なんと素晴らしい企画なんでしょう!この頃の京本さん、ノリに乗ってますね。
あ、それと一つ当時からの疑問が。 このCDの黒部進さんと森次晃嗣さんの声がおかしいんです。なんか少し速回しの感じ。 よーく聴くと全体的に速く進んでるみたいな。もしかして収録時間の関係でスピード調整したのかな?これだけがすごく残念なんです。 どなたか買われた方、やっぱりこうなってました?
「R.D.P. just another crime in massacreland」〜アポロン〜
ブラジルのパンク/ハードコア/メタルバンド R.D.P.(ラスト・デ・ポラーオ。本当の発音はハトス・ヂ・ポラーンらしい)の6枚目のアルバム日本盤CDです。

アルバムラスト13曲目に収録の 『Ultra Seven no uta』!
なんと、ウルトラセブンの歌をハードコア調にカヴァーしているんです。
アナログ盤のスクラッチノイズまじりの本家本元セブンの歌イントロからスタートし、♪セブーン・セブーン・セブーン・セブゥーン(ここまでが元歌)の後いきなりの絶叫!
“ジャブン!ジャブ!ジャブ!・ジャブ!ジャ!ジャ!
 あーらまけそしらぁ〜・う〜るぅ〜らーらーら〜〜〜”
イキオイだけで歌っている感じが最高です。
終わり近くの演奏部分には何故か巨猿ゴローの鳴き声が被せられています。
この事から、この曲に使用しているセブン元歌が収録されたアナログ盤は、“五郎とゴロー”冒頭部分が入ってるキングレコードの「ウルトラマン大百科!」だと思われます。
ブックレット裏表紙のバンドメンバー写真の足元には、マシュマロマン・ダフィーダック・シルベスター・タズマニアンデビルらのフィギュアと共に、改造パンドンとレッドキングのソフビがあってちょっと嬉しい。
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