◎1996◎
「戦え!マイティジャックミュージックファイル」〜バップ〜
「戦え!」に路線変更時に追加録音された宮内国郎さんの曲を初完全収録。

「怪奇大作戦ミュージックファイル」〜バップ〜
'86年にキングレコードがサントラ盤を出した時は、音楽マザーテープのほとんどが行方不明でした。 その後数本発見されて、'92年の円谷プロ創立30周年記念15枚組に収録されました。 それから又ほんの僅かが見つかり、現存する音楽が全て収録されたのがこのCDです。 しかしまだ重要な曲が抜けており、ウルトラマンの追加録音曲やブースカの曲と共に、一日も早い発見が待たれています。

「トリプルファイターミュージックファイル」〜バップ〜
宮内国郎さんのトリプル音楽完全収録です。
作詩/東京一(もちろん円谷一さんのペンネーム)作曲/円谷皐さんによる『トリプルファイターの誓い』のアレンジ曲の数々に銀河連邦を偲びます。


「恐怖劇場アンバランスミュージックファイル」〜バップ〜
こちらも冨田勲さんの音楽完全収録。 いつもと違って本編未使用曲まで余す所無く入ってます。 私はあまり知りませんが、本編ではマイティジャックの曲も良く流用されたそうですね。

「ウルトラマンワンダフルワールド」〜ソニーレコード〜
この春公開された久々の劇場版ウルトラ3本立。
【ウルトラマンゼアス】 【甦れ!ウルトラマン】 【ウルトラマンカンパニー】のサントラ盤。
しかし版権の関係でゼアスはたった4曲。それもあまりメインでは無い曲ばかり。 出光のCDを持ってない人には辛い内容です。 唯一【甦れ!ウルトラマン】関係だけ主題歌以外はまあまあ充実。 ティガ49話の初代マンの歌アレンジ曲はこの映画の曲を使っています。
「ウルトラマン コンプリートソングコレクション1〜6」〜日本コロムビア〜
ウルトラマン生誕30周年を記念して、ウルトラシリーズの主題歌・挿入歌・イメージソングの数々、そして一部のカラオケを、収録時間と版権の許す限り収録したものです。 さらに嬉しい事に、コロムビアオリジナルのカバーバージョンも多数収録されています。ウルトラソングを収集している者には嬉しい企画。
ただしこのCD、ちょくちょくミスがあるんですよね〜。


1.Q/マン/セブン集
'87年で触れた子門真人さん版『ULTRA-7』収録にまつわる話。 '92年「円谷創立30周年記念盤」でせっかくきちんとなったというのに、今回またまた間違ってカラオケが入ってしまっています。

2.帰マン/A集
コロムビアのオリジナル企画ソング『怪獣ロック』が初CD化! 「円谷創立30周年記念盤」で企画新録音された『帰ってきたぞウルトラマン!』『ぼくらのウルトラマンエース』『ゾフィーのバラード』が単独CD初収録もファンには嬉しいですね。

3.タロウ/レオ/映画集
当時アナログEP盤を買い逃した『ディスコウルトラセブン』収録がグー♪
そして“ウルトラマン怪獣大決戦”の主題歌『ウルトラマン物語』のカラオケが入ってる!と、ジャケットを見て大喜びしたのですが、聴いてみると・・・“ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団”主題歌『ぼくらのウルトラマン』のカラオケでした(ToT) まあ、これはこれで価値ありますけど。コロムビアに尋ねたら、単純な印刷ミスでした。


4.ザ☆/80集
'79年にアナログLP盤で発売され、その後「円谷創立30周年記念盤」まで陽の目を見なかったザ☆の挿入歌たちの、今回の様な単独CD化を待ち望んでいた人は多いのではないでしょうか?

5.映画/USA/グレート/パワード/ネオス集
USA主題歌を歌われている石原慎一さんによるパワード&ネオスのカバーバージョンが目新しい!

6.企画ソング/キッズ集
『僕達は皆ウルトラマンだった』 '95年にフォルテCDカセットパックとして発売されていたこの曲の事、全く知りませんでした。ノスタルジックな大人向けバラードです。

2004年初頭にコロムビアからリリースされた3枚組全3巻の「スーパーヒーロークロニクルシリーズ ウルトラマン主題歌・挿入歌大全集I〜III」は、私的には特に目新しいモノが無かったので買っていません。逆に削られた曲もあるし。
「ブラザーズヒーロー」〜アポロン〜
須藤ひとみさんの歌う円谷プロ企業CMイメージソング。 同時収録『バーニングダイヤモンド』と各カラオケ入りの8センチCDです。
サーキットを疾走するウルトラマン達がカッコ良かったですね。 青木ブラザーズのウルトラライダースーツとヘルメットが欲しかったです。


「ウルトラファミリー・レイヴメドレー」〜ソニーレコード〜
マン〜レオの主題歌メドレー。 森の木児童合唱団によるChildren Versionとそのカラオケ、前田達也さんによる英語の歌詞のEnglish Versionの3曲入り8センチCDです。
ChildrenとEnglishは歌を替えただけじゃなく、完全に別アレンジの曲になっています。 '95年発売の「ウルトラマン伝説」のダンスミュージック系アレンジといった趣きです。


「ウルトラ・クラブ・コンパイル」〜バップ〜
初期円谷作品のBGMの中から、ジャズ・クラブ音楽・ロックンロール曲等をピックアップした企画盤。 初収録曲も多数あります。 これをかければあなたの部屋はたちまちクラブ【J】です。

「ウルトラ・クラシカル・コンパイル」〜バップ〜
Q〜レオのBGMの中から、クラシックテイストな曲を集めた企画盤。 という事でやはり8割方は冬木透さんの音楽になってます。 胎教として妊婦の方がこれを聴くと、きっと良いウルトラチャイルドが生まれますよ。

「テレビ主題歌黄金時代 アニメ&バラエティ編」〜キングレコード〜
懐かしの番組の歌を集めたシリーズのうちの一枚。 これには『ケロヨンソング』『ちびっこのどじまんのテーマ』『おはよう!こどもショー』『ろばくんのうた』等々、私が幼児期に親しんだ曲が多数収録されています。
ただし、これだけなら私はわざわざ買いません。 これには『ウルトラ母のバラード』も収録されているんです。
そう、お気付きのようにウルトラ“の”母・・ではありません。 オリジナルの『ウルトラの母のバラード』は藤田淑子さんが歌われていましたが、この『ウルトラ母のバラード』は、ペギー葉山さんの歌唱によるカバーバージョンなんです。 ウルトラの母本人が歌うこのバラードを聴くと、気分はもう東光太郎。「かあさーん!」
「マジカル・ミュージック・オブ ウルトラマン  生誕30周年記念盤」〜日本コロムビア〜
映画やビデオも含めたウルトラシリーズ30年の歴史を、主題歌・挿入歌・代表的BGM等で振り返る5枚組CD。 各ディスクはカラーレーベルで、キャラの顔写真がワンポイント入ってます。 全124ページの解説書には、コロムビアが過去にリリースした音盤に掲載された作曲者の記事も再録。 フォトカード3枚(マン対メフィラス/セブン対ボーグ/タロウ対ムルロア)付きです。

disc-1はQ〜セブン。
disc-2は帰マン〜レオ。
disc-3は映画・実相寺マン〜キッズ、ザ☆80・メロス。
disc-4は映画・物語とUSA、母をたずねて・グレート・パワード・ネオス。
disc-5はQザ・ムービーと効果音コレクション、そしてコロムビアオリジナル企画モノ等から構成されています。 これがあったから私は買いました。
【東京危機一髪】
'71年に発売されたアナログEP盤『怪獣ロック』のB面に収録されたオリジナルドラマ。
東京を襲う公害怪獣ヘドロマスターを帰ってきたウルトラマンが迎え撃ちます。 使用されているBGMは全てこのドラマ用に新録音されたものだそうです。でも冬木透さんではなさそう。

【サウンドコミック 曽我町ねえさんとピグモンの怪獣王国大冒険】
'71年に発売された同名のアナログLP盤のオリジナルドラマ。
初代オバQの声やヘドリアン女王役でおなじみの曽我町子さんとピグモンが、次々と怪獣に遭遇する物語です。 パーマン2号の声にしか聞こえないピグモン役の人の鳴き方や、全然ムチャクチャに使われている各怪獣の鳴き声が、情けなさを通り越してイトオシク感じます。

「円谷創立30周年記念盤」に収録されていた、ウルトラマン25周年記念パーティー・ステージショー用のウルトラマンテーマメドレーも再収録。
'91年にキャピトル東急で開催されたパーティー席上でのこのステージは、Q〜グレートのテーマ曲生演奏にあわせてステージ上に次々とウルトラマンや怪獣達が登場するものだったそうで、うーっ見たい!
出席者に後日配られたこのパーティーの模様を収めたビデオが、以前ネットオークションに出品されてましたが、めちゃ高額になってました。一般販売は無理なのかなぁ。
「ALIENS」〜ハイパークラフト〜
アトラク用着ぐるみ/バルタン・エレキング・メトロン・ペガッサ・ピグモン・メフィラス・ゴドラ・ダダのイメージフォト写真集とオリジナル音楽7曲入りCDがセットになったモノ。
帯のキャッチコピーに“泣き入ってます!ウルトラの怪獣たちに贈る哀愁のアンソロジー”と書いてあるので、'93年発売の「ULTRAMAN THE CD」の様なものだと思っていたら、どこにも怪獣の鳴き声や効果音等は使われておらず、音楽自体の出来は別として一体これのどこがウルトラ?というモノでした。企画としては面白いんですけどね。


「ウルトラマン生誕30周年記念曲 IT WAS 30 YEARS AGO」〜日本コロムビア〜
影山ヒロノブさんの歌うウルトラマン生誕30周年を讃えるコロムビアオリジナル企画ソング。
バラード系の『あの星は知っている』が同時収録、及び各曲カラオケ入りの8センチCDです。

こういったウルトラを見て育った世代に向けて送るメッセージソングというと、
'91年『ULTRAMAN-LOVE FOR CHILDREN』 '95年『僕達は皆ウルトラマンだった』
'02年『シュワッチ!〜明日への冒険〜』 '02年『空想少年』
等がありますが、私は何といっても映画ウルトラマン伝説の主題歌『空想少年』が一番好きです。
アップテンポなのにしんみりと心に響き、そして元気が湧いてきます。時々ショーにも使用されるのも納得の名曲。
この『IT WAS 30 YEARS AGO』も中々良い歌詞と曲ですが、やはり“IT WAS 30 YEARS AGO”と限定された詞なのがショーには使いにくいのでしょうね。

※追記…同時収録曲 『あの星は知っている』 は、2011年に発生した東日本大震災の被災地の子供たちを支援する「ウルトラマン基金」サイト内ウルトラマン動画メッセージ “ウルトラ6兄弟編” のBGMに使用されました。


「ウルトラマン80 ミュージック・コレクション」〜日本コロムビア〜
'88年発売の「ザ・ウルトラマン/ウルトラマン80音楽集 冬木透の音楽世界」収録分と'92年「円谷創立30周年記念盤」の80パートに収録された音楽に、さらにこれまでの未収録分を加えた、初の80BGM単独収録2枚組CDです。 ザ☆ウルトラマンや他作品からの流用曲以外はほぼ完全収録されています。
80自体、ほとんど完全な形で見た事の無い私ですが、音楽に関しては当時のアナログLP盤で聴き親しんでいるので、聴けばあの第3期ウルトラブーム時の何ともいえない懐かしさが蘇ってきます。特に『心を燃やすあいつ』のアレンジ曲なんてたまりません。
「渋谷のウルトラマン/do do la do」〜エアーズ〜
須藤ひとみさんの歌うこの2曲。各曲カラオケも入った8センチCDです。
『渋谷のウルトラマン』は、ウルトラマンの歌のポップス調アレンジ。 ポップで爽やかな感じが、これまでのどのウルトラマンの歌アレンジ曲とも違った雰囲気で素敵です。
『do do la do』は、この年バンダイのばっちしVシリーズとして発売されたオリジナルビデオアニメーション【ウルトラマン超闘士激伝】のエンディングテーマ。 こちらはアニメの作風に合わせてロック調です。


「超闘士ウルトラマン」〜エアーズ〜
前田達也さんの歌う【ウルトラマン超闘士激伝】オープニングテーマです。 カラオケ入りの8センチCD。
“超闘士”と書いてスーパーファイターと読みます。熱いです!燃えます!


「ウルトラマン超闘士激伝オリジナルサウンドトラック」〜エアーズ〜
で、これがそのアニメのオリジナルサウンドトラック盤。
池毅さんと戸塚修さんによる音楽が、超闘士たちの激闘に華を添えます。
それにしてもこの作品・・いろんな所で言われていますが、このまま眠らせるのは本当に惜しい! どんな事情があるかは知りませんが、せめてコミックスに未収録分は刊行して欲しい。 そして連載再開、バンダイのガシャポンシリーズも復活、ビデオの新作発表となり、ゆくゆくはキャラクターショーとして上演される日を夢見ています。


「TAKE ME HIGHER」〜エイベックス〜
ついに始まったテレビ新作!もう説明するまでもないV6によるオープニングテーマ。 カミセンの『スキさすっきゃねん』と各曲カラオケ入りの8センチCDです。 ジャケットの裏面にちゃんとティガの写真も載ってます。

ジャニーズがウルトラマンの歌〜?そして主役〜?
私も正直初めはこんな偏見を持ってました。今思うと本当に浅はかな考えで自分が恥ずかしい!
長野博さん好演のウルトラマンティガという素晴らしい作品にリアルタイムで遭遇出来た事を感謝します。


「Brave Love, TIGA」〜エアーズ〜
エンディング主題歌、こちらも最高にしびれる歌です。カラオケBOXで何度歌った事か。 カラオケも入った8センチCDです。

地球防衛団(敬称略・50音順)
団長:岸谷五朗  メンバー:宇都宮隆/唐沢寿明/木根尚登/サンプラザ中野/ 寺脇康文/西村雅彦/バーベQ和佐田/パッパラー河合/ パトリックボンマリート/ファンキー末吉/福田裕彦/ホンジャマカ
このジャンルを越えたアーティスト達による『Brave Love, TIGA』歌唱印税の全ては、エイズについての啓蒙と撲滅の為に活動するAAA(Act Against AIDS)に寄付されました。
「ムーンスパイラルミュージックファイル」〜バップ〜
円谷プロが放つ'90年代版ウルトラQというフレコミで、この年日本テレビで深夜オンエアされ、バップよりビデオリリースもされた全3話+ビデオオリジナル1話のSFドラマ【ムーンスパイラル】のサウンドトラック盤です。
山田まりやちゃんが円谷作品に初めて出演したこの作品ですが、すいません、私見た事ありません。関西でも放送したのかなぁ?
このちょっと不気味な曲の作曲者名がCDのどこにも書かれていない事も又不気味。


「冬木透BGMコレクション "ULTRA"GALLERY」〜日本コロムビア〜
作曲家別編集の厳選BGMシリーズとして、菊池俊輔さん・渡辺宙明さんに続きリリースされました。
ウルトラシリーズや他の円谷作品、さらには1967年放映の時代劇「風」や1969年の東映京都作品「妖術武芸帳」等からの数々の名曲が収録されていて、冬木ワールドにどっぷりと浸れます。 解説書に載っている、かなり長めのスベシャルインタビューも貴重です。


「特撮でポン」〜トルバドールレコード〜
インディーズレーベルのCDです。 特撮の歌を新アレンジで演奏・歌唱しています。
マッハバロン/がんばれロボコン/秘密戦隊ゴレンジャー/眠れマッハバロン
等と共に円谷作品の、MJの歌/TAKE ME HIGHER/ミラーマンの歌 があります。
MJの歌はボサノバ風インストゥルメンタル。 TAKE ME HIGHERは行進曲風インストゥルメンタル。 ミラーマンの歌はサイバーパンク風演奏と歌入りです。


「最新盤!ウルトラマン全曲集'97」〜エアーズ〜
よくある歌の寄せ集め集です。
じゃあ何故買ったの?というと、ラストにボーナストラックとして、『ウルトラマンネオス』『ウルトラセブン21』『Brave Love, TIGA』のトランペットによるインストゥルメンタルが収録されているからです。
後に発売されたティガのサントラ盤にも、このトランペット版は入ってませんよ〜。かっこいい!
「最後のHoly Night 〜version'96〜」〜wea〜
杉山清貴さんの歌う2曲入り8センチCDです。
もう1曲は『LAST HOLY NIGHT 〜最後のHoly Night version'96 TypeII〜』

この曲の詳細については、『親御さんの為の全ウルトラマン』バラエティ編→その他→ウルトラマンキヨタカ に書いているのでご存知無い方は是非ご覧下さい。 私は2002年にインターネットをやり始めるまで、恥ずかしながらこのCDの存在を全く知りませんでした。その時はすでに絶盤で、どこを探しても見つからなく、たまにオークションに出品されても杉山さんファンのパワーに落札かなわず、もうあきらめかけていたのですが、今回奇跡的に落札出来て大変嬉しいです♪
ジャケット裏面の写真には、胸の下のラインが太めなブルー族ウルトラマンと杉山さんのお姿。
このウルトラマンキヨタカは今でも怪獣倉庫に眠っているのか?それとも一回こっきりの塗装だったのか?そこら辺の事情がとても気になります。
「MEN'S 5 音楽銀座」〜ポニーキャニオン〜
ディスコでソウルなファンクのコミックにロックするバンド、メンズ5のアルバムです。

全12曲の締めを飾る一曲が、
『〜祝・生誕30周年記念楽曲〜 ウルトラマンに逢いたい』
作詞/淡谷三治さんによる、ウルトラマンに贈るラブ・バラード。
平和が訪れてウルトラマンがもういない地球の夢を見た“僕”が、ウルトラマンへの想いと感謝の気持ちを切々と歌いあげます。
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