◎1997◎
「ザ☆ウルトラマン ミュージック・コレクション」〜日本コロムビア〜
流用曲以外はほぼ完璧に収録されたザ☆ウル初単独2枚組CD音楽集。
1枚目は宮内国郎さん作曲によるもの、2枚目は冬木透さん作曲、というようにキレイに振り分けられています。 解説によると、流用曲にはアイゼンボーグやゼンダマン(!)いなかっぺ大将(!!)等からも使用されているそうですね。すごく興味あります。


「がんばれ!!運動会 げんきマーチ」〜BMGジャパン〜
運動会用行進曲アレンジです。 藤子アニメ・ホームアニメ・スポーツアニメ・宮崎アニメ・セーラームーンメドレーと共に、ウルトラマンシリーズメドレーが収録されています。
マン〜A〜タロウ〜帰マン〜レオ〜ゼアス〜セブンの7分47秒の並足行進曲。 こういった音楽にしてはワンパターンにならず、結構ちゃんと聴かせてくれるアレンジ曲になっていて好感です。


「ウルトラマンゼアス2 サウンドトラック」〜ソニーレコード〜
前作の中途半端なサントラ盤と比べたら、かなりまともな音楽集になっていて安心しました。
全28曲のうち、13曲がゼアス2の曲です。残りはウルトラニャンから。
ただ残念なのはワンダバマイドが入っていない事。(2004年発売のDVDの特典音声で聴けました)
もちろんゼアスの歌も収録されてはいませんが、劇中にてゼアスの歌のメロディーの一部を奏でる・透ちゃんのフルート曲・ゼアス勝利の曲・エンディング曲、は入ってるので多少は心を癒せました♪
じゃあ逆に想像すると、一般発売できない理由はとんねるずのボーカルにあるのかな?
ナディアちゃんが歌うウルトラニャンのエンディングテーマはシングルカットされていないので、これでしか聴けません。


「マンボ de カネゴン」〜ソニーレコード〜
ナディアちゃんと熱帯JAZZ楽団によるデジタルカネゴンのテーマソング。
『魅惑のマンボメドレー』同時収録の8センチCDです。
ゼアス2劇中、デジタルカネゴン登場時に少し流れました。CMにも使用されましたね。 '99年の『ウルトラマンボ ウーッ!』と並ぶ、聴いてるとウキウキしてくる楽しいマンボ調アレンジソングです。
「ウルトラマンティガ ミュージック・コレクション」〜日本コロムビア〜
放送開始から約5ヶ月、やっと出ました音楽集。矢野立美さん作曲の名曲の数々に酔いしれました。
版権の関係で『TAKE ME HIGHER』と『Brave Love, TIGA』はインストゥルメンタルで収録されています。
このようにリアルタイムで出るサントラ盤というのは、一度堪能した後も、毎週のオンエアを見て新たな使用例を見つける楽しみがあるのが良いですね。


「CDコロちゃん ウルトラマンティガ」〜日本コロムビア〜
4曲入りの8センチCDと絵本風歌詞本のセット。 コロムビアカバーバージョンの『TAKE ME HIGHER』と『Brave Love, TIGA』と『ウルトラマンパワード』、オリジナル版『ぼくらのグレート』です。
これが発売された'97年前半、ティガの2曲の他社カバーバージョンは初めて目にしたので買いました。 水木一郎さんと宮内タカユキさんによる『Brave Love, TIGA』は、オリジナル版とは又違った魅力があります。


「ウルトラマンティガ モア・ミュージック・コレクション」〜日本コロムビア〜
放映終了後の年末に出た2枚目のBGM集。 解説によると、版権関係のモノと実相寺作品の追加録音曲、クラシック流用曲や他の数曲の流用曲等を除いて、これでオリジナルスコアは全て収録となりました。
『TAKE ME HIGHER』と『Brave Love, TIGA』はコロムビアカバーバージョンが入ってます。
第29話でクルス・マヤが歌った『青い夜の記憶』、実際の歌唱は須藤ひとみさんによるこの歌も収録されています。 その他効果音関係も多数入っていて、特に1分15秒もある連続ティガの声だけを聞いていると、知らずにファイティングポーズをとっている自分がいます。


「V6 NATURE RHYTHM」〜エイベックス〜
V6のアルバムですが、これにはティガ最終回の感動のシーンにベストなタイミングで使用された主題歌のロングアレンジバージョン『TAKE ME HIGHER(NEW ALBUM MIX)』が収録されています。
当時この歌を部屋で流しながら、“私も光になれるかな”ゴッコを一人でやっておりました。
歌3曲とカラオケ2曲入りのピクチャーCDシリーズです。〜円谷ミュージック/日本コロムビア〜
アナログ盤ピクチャーレコード紹介の時にも書きましたが、写真やイラストがクリア盤面内部に挟み込まれていて透けて見えるアナログピクチャーレコードに比べて、ピクチャーCDは所詮レーベル面に印刷されているだけなので面白味は無いですね。まあ媒体上仕方ないのですけれど。


「ウルトラマン」にはピグモン(本当はガラモンだけど)の写真。
「ウルトラセブン」はキングジョー
「帰ってきたウルトラマン」はツインテール
「ウルトラマンタロウ」はウルトラ六兄弟
「ウルトラマンレオ」はババルウ星人
「ウルトラマン80」はメカギラス

右下2枚は日本コロムビアのキャラクタービジョンCDシリーズ。 歌は4曲入ってます。

「ウルトラマン4大戦士」マン・帰マン・タロウ・ティガの主題歌。
それぞれのバストショットとタイトルロゴが配されています。

「快獣ブースカ」高橋和枝さんの歌う主題歌・挿入歌がとても素敵です。
写真は俗に言うBタイプブースカの全身像とタイトルロゴ。かわいい!

こちらの方は少し変わっていて、大きさは普通サイズのCDなんですが、銀色の録音部が8センチCDサイズで周りがクリアになっています。 キャラクターの写真は全面に渡って印刷されているので、アナログピクチャーレコードの様な雰囲気が何となく感じられてグッドアイデアだと思いました。 これならピクチャーCDというだけの値打ちはあります。
しかしこれ以後ピクチャーCDと銘うって発売されたウルトラCDは、ダイナの時に1枚あるだけで後が続きませんでした。 やはりアナログ盤と違ってCDは普通、プレイ中外から見えませんからねぇ。
「大復刻 怪獣大図鑑」〜朝日ソノラマ〜
1966年〜1967年に発行された大伴昌司さん構成・解説によるソノシート付き図鑑3冊が、帯にいたるまで当時と全く同じ体裁で、ソノシートのみをCDに変えて完全復刻されました。 付録に怪獣ピンナップと、「怪獣大図鑑」改訂版で差し替えられたページが付いています。(伝説の怪物〜ウルトラ怪獣へと変更されたもの)

『怪獣大図鑑』より(脚本・金城哲夫さん)
【なぐり込みバルタン連合軍】 地球征服を企むバルタン率いるベムラー・ガラモン・ナメゴンを迎え撃つ地球怪獣軍団、ピグモン・ラゴン・アントラー・グリーンモンス・ペギラ・ネロンガ・ガボラ・レッドキング!
しかし善戦虚しくバルタン連合軍に敗れます。 そこに登場、我らのウルトラマン!次々と怪獣は倒され、バルタンも必殺技シルバーヨードには敵いませんでした。

【ゴジラは王様】 サンダとガイラの兄弟喧嘩で街は大破壊、止めに入ったラドンの言う事全く聞かず、さらにキングギドラまで襲来。
そこに登場したゴジラの命令で皆でギドラを総攻撃。 「やっぱりゴジラは怪獣の王様じゃ」

【死闘!ガメラ対バルゴン】 東京を襲うバルゴン。トシオ君の呼びかけで現れたガメラが応戦します。
「ガメラ!バルゴンを東京湾に叩きつけろ!」 まるで正太郎くんの様なトシオ君です。

『妖怪大図鑑』より(脚本・大伴昌司さん)
【悪魔くん・妖怪大会議】 死の谷に遊びに来た悪魔くん。しかしそこには山彦妖怪・ガンマー・ペロリゴン・化け烏が待ち構えていた! 悪魔くん/金子光伸さんご本人の声の出演です。

【妖怪城びっくり探検】 そこに入った者は決して生きて帰れなかった妖怪城に若い侍が挑みます。 老婆の案内で城内を進み、次々と現れる全世界の妖怪達を倒していき、最期は老婆に化けていた九尾の狐をやっつけると城は崩れ落ちていきました・・・

『怪獣解剖図鑑』より(脚本・金城哲夫さん)
【怪獣オリンピック】 マグラ・ガボラ・ゴモラ・ドドンゴ・レッドキング・ヒドラが街に現れバトルロイヤル。
「怪獣オリンピックです!」実況するのはウルトラ放送局。 勝ち残ったレッドキングでしたが、突如現れたウルトラマンにやられます。 「怪獣オリンピックの金メダルはウルトラマンのものです!」

【キングコング対ゴジラ、ラドン】 東京湾の埋め立て工事に協力するゴジラ・ラドンにエビラが襲い掛かりますが返り討ちに。 同じ南洋の生まれとして放っておけないキングコングがゴジラとラドンに向かいます。 しかし2匹には敵わずスタコラ逃げ出しました。 「ゴジラとラドンは人類の味方です。今日も東京湾埋め立て工事をせっせと手伝っています。行ってご覧なさい、きっといますよ!」

【ガッパ大いに怒る!!】 子供を取り返しにやって来た親ガッパ2匹が大暴れ! 「子供ガッパを盗もうとした我々人間の方が悪かったのです。いくら怪獣でも親子同士は固い愛情で結ばれているのですから。」

ソノシートドラマ、やっぱり素敵です♪
「ウルトラマンダイナ」〜東芝EMI〜
前田達也さんの歌う主題歌『ウルトラマンダイナ』と、ナイトスキャッツによる挿入歌『Take off!! スーパーGUTS』、そして各カラオケも入った8センチCDです。 ストレートな熱血ヒーローソングが燃えます!

「君だけを守りたい」〜エアーズ〜
中島文明さんの歌う、中盤までのエンディングテーマ『君だけを守りたい』と、その中島文明さんご自身が作詞・作曲・編曲された『LOVE & PEACE』が入った8センチCD。もちろんカラオケもあります。
『君だけを守りたい』の作詞・作曲はTHE ALFEEの高見沢俊彦さん。 後にTHE ALFEEのアルバムでカバーされてます。


「ウルトラマンダイナ オリジナルサウンドトラックVol.1」〜東芝EMI〜
ティガに引き続き矢野立美さんが作曲されたダイナのBGM、オンエア開始から2ヶ月半でリリースされました。 最終的にダイナの音楽集は全4枚も発売され、これはウルトラTV作品オンエア中に出た枚数としては現在までで最多です。

「ウルトラマンファンタジック組曲"2001” 宮内国郎の世界」〜日本コロムビア〜
ザ☆ウルトラマン音楽以来、久しぶりに宮内さんご本人が携わるウルトラ音楽! Q・マン・ザ☆のテーマ曲・主題歌・挿入歌が新アレンジで甦ります。 満田&高野さんとの特別座談会も解説書に掲載されています。
全8曲のうち、特捜隊の歌/進め!ウルトラマン/ウルトラマーチ/愛の勇者たち はゲスト・アレンジャー有森拓美さんによるもの。 ウルトラマンの歌/ウルトラQメインテーマ/ザ☆ウルトラマン/フィナーレ が宮内さんのアレンジです。
ウルトラQテーマ曲はダークファンタジー版と聴き比べると、似た様なアレンジがされている箇所もあって興味深いです。
フィナーレは、マンの歌〜Qテーマ〜大怪獣の歌〜特捜隊〜ウルトラマーチ〜進め!〜ザ☆〜愛の勇者たち のメドレー曲。 冒頭の二部合唱ウルトラマンの歌が良いですね。
でも、正直言うと今回の宮内さんのアレンジ版は私の中では絶賛とまではいきませんでした。原曲メロディー部分と新アレンジ部分がうまく噛み合っていないというか・・・ 「交響詩ウルトラマン」という宮内さんの大傑作アレンジ曲を聴いているだけに尚更そう感じます。
「ウルトラマンメタルメドレー」〜バンダイミュージックエンタテインメント〜
アニメの楽曲をメタル風に演奏・歌唱するバンド“アニメタル”がちょっとブームになったので、それに便乗して?発売されました。
ウルトラマンの歌〜特捜隊の歌〜ウルトラセブンの歌〜ウルトラ警備隊〜帰ってきたウルトラマン〜ウルトラマンA〜ウルトラマンタロウ のメドレーです。
カラオケと、RADIO・EDITと題して上記から特捜隊の歌とウルトラ警備隊を抜いたバージョンも収録されています。 後年、本家アニメタルが素晴らしい円谷メドレーを発表したので、こちらの影は薄くなりました。


「ベースホップ・ウルトラマンメドレー」〜バンダイミュージックエンタテインメント〜
音楽のジャンルは良く判らないんですが、とにかくベースホップな感じのメドレー。
ウルトラマンの歌〜ウルトラセブンの歌〜帰ってきたウルトラマン〜ウルトラQ主題曲〜ULTRASEVEN〜ウルトラマンタロウ〜ウルトラマンA です。
こちらもカラオケ及びRADIO・EDITと題して上記からAとタロウを抜いたバージョンも収録。
メタルメドレーよりはオリジナリティーがありますね。


「テレマニア アニメ・ダンス・トラックス 特撮英雄伝説 LEGEND OF SFX HEROES vol.3」
〜日本コロムビア〜

ダンスミュージック風にアレンジされた特撮ソングのメドレー集。
編曲・歌・演奏はテレマニア。各社似た企画が続きますね。
まずはウルトラマンシリーズ。
Q〜マン〜特捜隊〜セブン〜警備隊〜ULTRASEVEN〜帰マン〜A〜タロウ〜レオ
2曲目は仮面ライダーシリーズのメドレー。
3曲目はスペシャルシリーズとして、ジャイアントロボ〜ゴレンジャー2曲〜キカイダー〜ミラーマン〜赤影〜レインボーマン〜マグマ大使〜スペクトルマン〜バロム1〜ライオン丸 というゴチャ混ぜメドレー。これは新鮮でした。 各曲のカラオケも入ってます。


「最新盤!ウルトラマン全曲集'98」〜エアーズ〜
またまたボーナストラック目当てに買った、歌の寄せ集め集。
今回は、『君だけを守りたい』インストゥルメンタル、『Brave Love, TIGA』TVバージョン、『君だけを守りたい』TVバージョン の3曲がボーナスです。
と言っても後の2曲は他CDでも聴けるので、『君だけを守りたい』インストゥルメンタルの為だけに買った様なもの。 しかし、トランペットで高らかに奏でられる『君だけを守りたい』の素晴らしい響きには、それだけの価値はありました。
年末に出た4枚の8センチCDです。

ダイナ各タイプのテーマソングが登場しました。 それぞれ歌とカラオケ入り。〜東芝EMI〜

ウルトラマンダイナ フラッシュタイプのテーマ『いまこそフラッシュ』歌/前田達也さん
ウルトラマンダイナ ミラクルタイプのテーマ『ミラクルの風になれ』歌/宮下文一さん
ウルトラマンダイナ ストロングタイプのテーマ『ダイナの赤い輝きに』歌/石原慎一さん

この3枚が出た当時の気持ちを正直に申します。 「どんだけ金儲けに走るんじゃー!」<`〜´>
ダイナで唯一不満だったのは、ティガに比べてモード(タイプ)チェンジの必然性が無く、裏設定等も語られなかった所。ティガで成功したから、モードチェンジもそのまま使っちゃえ・みたいな安易さが私には感じられました。 と、これは当時の感想で、現在はもう許しちゃってますよ。 ティガと違って、ダイナ自身の謎についてはあまり細かく明かされていないというのも又ダイナらしさかと。
これらの歌はショー等でも効果的に使われていてカッコ良いです!


「daijo-bu!/ウルトラマンじゃないから」〜マーキュリーミュージックエンタテインメント〜
ミドリカワ・マイ隊員/山田まりやちゃんの歌。
日本テレビ系・スーパーJOCKEYのエンディングテーマ『ダイジョーブ!!』と同時収録されている歌のタイトルが『ウルトラマンじゃないから』。 各曲カラオケも入ってます。
大人の世界の複雑さに少々戸惑う少女の気持ちを作詞・作曲するのは、聖飢魔IIのデーモン小暮閣下とエース清水長官です。
著作権ちょいと失礼してサビの部分。
♪“1+1が2にならない世界があるの知るには  ウルトラマンじゃないから3分以上かかるのよ”
円谷プロは直接関わっていませんが、これも立派なウルトラソング!・・・かな?
「Take Me Higher / DAVE RODGERS」〜エイベックス〜
V6やMAX、安室奈美恵さん等のサウンドプロデュースをした事でも知られるデイヴ・ロジャースこと、イタリアユーロビート界の巨匠ジャンカルロ・パスキーニさんの12曲入りファーストアルバムです。

表題どおり、『TAKE ME HIGHER』原曲が収録されています。
(作曲者“PASQUINI-BATTEN-CONTINI”は、“ジャンカルロ・パスキーニ” “ジェニファー・バトゥン” “アルベルト・コンティーニ” 3人の連名)

聞き比べてみると、V6が歌ったカヴァー版は原曲にかなり忠実にアレンジされている事が判ります。
が、もちろん“TIGA”という言葉は出てきません。

※永年勘違いしてました。V6版よりも後に出たこちらは、提供曲をセルフカバーしたものなので、当然原曲はV6の方なのです。失礼致しました。
「決定版!爆風スランプ大全集2」〜ソニーレコード〜
爆風スランプの18曲入りベストアルバム。
ボーナストラックとして、『Brave Love,TIGA(仮) / 地球防衛団 三日月分隊』が収録されています。

本家の“地球防衛団”は14名からなるチャリティーユニットでしたが、この“地球防衛団 三日月分隊”は、爆風スランプメンバーのみで演奏もギター1本のみ、というシンプルな構成。
森でキャンプ中にティガが現れたので一曲披露!といった趣で、バックに小鳥のさえずりやティガのカラータイマー音が聞こえます。
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