2003.8/11「ウルトラマンハイパーステージ」バンダイミュージアム |
11日、松戸のバンダイミュージアムへ。お目当てはシアタービーワンでやっている「ウルトラマンハイパーステージ」です。 まずは入口で当日分の座席券が売られてました。1日4回公演で全席指定。私はビデオと写真撮りの為に2回分最前列ど真ん中を購入しました。 開演までの間、別料金にて「キャラクターワールド」を観覧。 ウルトラマンゾーンでは、Aタイプマン対ベムラーの撮影セットや“クェックェッ”と鳴く電動ピグモン、ウルトラマンマスクの展示等がありうれしかったです。その他ライダー、マジンガー、戦隊、ゴジラ、アニメヒロインゾーンがあり、小規模ながら楽しめる空間でした。 そしていよいよショーの時間となり会場へ。360名ほど入れる横長のとても落ち着いた雰囲気の劇場で、最前列とステージの距離は1mほど。ステージ高も50cmくらいで「これは迫力ある画が撮れるぞー」と思ったのですが MCさんが撮影禁止のアナウンス。泣く泣くビデオを太ももの間にはさみ、ひきの画のまま隠し撮りしました。(悪人?) でもショーが始まってから思ったのですが 撮影禁止は著作権の問題じゃなく、いろいろな特殊効果の妨げになるからだと勝手に納得しました。(言い訳?) ショーはまず、黒ずくめの特殊部隊員が数名客席内をうろつきます。どうやら侵入した侵略者を探している模様。すると客席に座っていた一人の謎の男が見つかり舞台上で大乱闘。実は特殊部隊員こそが地球のっとりを狙うザラブ星人で、その謎の男はウルトラセブンだった。 この時セブンに変身する時に紗幕スクリーンが降りてきて、変身イメージ映像が投影されかっこいいのなんの!拍手と歓声がわき起こりました。 ザラブは倒したものの、どうやら黒幕は他にいるらしいことがわかります。 場面は変わって紗幕の降りたステージ奥では、初代マン対キングジョーUの戦い。 しばらくしてマンだけが紗幕前に現れ、キングジョーが光線を発射。この奥から手前へと伸びる光線の映像効果が、照明と相まって本当の光線のよう。 そして黒幕のメフィラス星人登場。 「私は以前、地球人の心に挑戦したが負けてしまった。たが今度こそは・・・ウルトラマンという仲間を手に入れるからな。君たちの言う事なら人間は喜んで聞いてくれるだろう」 「争う事が嫌いな者なら私の申し入れを受け入れてくれるのではないかな・・」 いったいメフィラスは何を企むのか。 コスモスルナとバルタン2代目の戦い。そこに映し出される巨大なメフィラスの顔。 「はじめまして。私はメフィラス、君と話をしに来たんだ」 「私も君と同様に暴力が嫌いでね」 「侵略など無い、全てが平和に暮らせる理想の世界。その為には君のその力が、やさしさが必要なのだ」 「私と共に侵略者から地球を守ろう。もう地球人を戦いに巻き込むな」 言葉巧みに仲間に引き入れようと企むメフィラス。 「地球人は君達が地球を去った後、その力を補うような武器を持つ。君達は地球に戦いを教えに来たのか?」 メフィラスのこの言葉に悩むコスモス。そこに再びバルタン登場。コロナにモードチェンジして応戦するコスモス。 ここでバルタンの分身攻撃。手前の紗幕と奥のホリゾントスクリーンに映像が映し出され、本当に分身したような迫力です。 バルタンは倒したが、メフィラスの言葉が心に重くのしかかるコスモスだった。 セブン対ギガスの戦い。映し出される吹雪の映像が臨場感たっぷり。もつれあったまま暗転して、場面はメフィラス基地?そこには捕らえられたマンの姿が紗幕に映っている。そして後ろから実物のゼットンのシルエットがかぶります。 「これは地球人や君たちが武力で訴えた時の一つの手段に過ぎない。」 いつもながらのメフィラスの自分勝手な理屈です。 再びセブンの戦いに戻り、そこにコスモスコロナ登場。協力してギガスを撃退します。 コス「私達の力は新しい力を呼んでいるに過ぎない・・」 「いつまでも終わらないこんな無駄な争い・・教えてください、この繰り返しを終わらせる方法があるんでしょうか。全ての生き物が平和に暮らせる世界が本当に来るんでしょうか?!」 セブンに悩みをぶつけるコスモス。 セブン「無理だな・・」 「君は戦いから逃げ出したいんじゃないのか? これを見ろ」 映し出される大自然の風景。この美しい地球と、そこで手を取り助け合って生きていく人々を守るために戦い続けて来たというセブン。 「もう一度良く考えてみるんだ・・何が大切なのかを。君の持つ力がすべき事を。」 そこにキングジョーが乱入。セブンともつれあい消えていく。追いかけようとするコスモスの前にメフィラスが立ち塞がる。 「私に協力すれば簡単にセブンを助ける事ができるばかりか、君の望む理想の世界が手に入るのだぞ」 その強引な手口から、全てはメフィラスが謀った事だと気付くコスモス。 「おまえに協力などしない!誰かに与えられた平和な世界なぞ、偽りに過ぎない!」 「人の手は確かに武器を持つ。だがその手は、お互いの心を通わせることもできるんだ!」 すると舞台奥の暗幕が開き、捕らえられたマン(実物)の姿が。 マン「メフィラス、君の計画は失敗だ。もうあきらめろ!」 そしてセブンが現れてマンを助け出す。「観念しろ、メフィラス星人」 「本当に平和な世界は、その星の人が自分達の心で手にする事に意義があるんだ」 セブン対キングジョー。マン・コスモスコロナ対バルタン・ザラブ・ゼットン。ステージがほんとに近いし低いので迫力満天です。 コスモスはエクリプスにモードチェンジ。(これは映像無しの照明・煙の早変わりでした)全ての敵を撃退します。 遂にメフィラスとの決戦。ここであえてマンとセブンは手を出さず見守るだけで、メフィラス・コスモスのタイマンです。 互角な格闘戦が続いた後、お互いが気合と共に光線を放つ構えをして・・・一瞬の静寂。 コス「おとなしく自分の星へ帰るんだ。これ以上私達が傷つけあう意味は無い」 メフィ「何故だコスモス。ここで私を逃がせば必ず又やって来るぞ」 コス「君を倒しても次の侵略者が現れるだけだ、何も変わりはしない。それならば君を許す事で 地球を侵略する事ができないことを宇宙に知らせればいい」 メフィ「・・・どうやら最初からおまえの心は手に入れる事はできなかったようだな。私の負けだ」 支配下の星にも侵略をやめるよう進言する事を約束して立ち去ろうとするメフィラス。最後に一言。 「コスモス・・少しはおまえの目指す世界に近づければいいな・・」 やはり彼は、純粋で一途な思いを持つ者には今でも弱かったのでした。 マン「いいのか、コスモス。君の心を利用した奴なんだぞ」 コス「私の心が利用されたのは、私に迷いがあったから。」 マン「君らしいな・・・だが、」 コス「わかっています。私のその甘さがメフィラスの標的になった。だけど、傷つけずに決着がつくなら 私はこの考えを改めるつもりはありません。何百回裏切られようとも」 セブン「最期まで貫きとおす・・・」 大きくうなずくコスモス。 コス「どんな相手でも、心を持って接すれば解かり合える。それがこの星の命と、私の心をつないでくれた、たった一つの絆ですから!」 “心の絆”が鳴り響く中、3人は紗幕後ろに下がり決めポーズ。光り輝く映像から流れる星々に変わり、エンドです。 うまく特殊効果を使った迫力あるステージで大満足でした。 2回目のショーを今度はおとなしく見終えてから、これまた別料金の「ガンダムミュージアム」で実物大ガンダム胸像に興奮した後、京成電鉄夏休みウルトラマンスタンプラリーにチャレンジ!全駅まわるのは時間的に無理なので、最低限必要な駅を含む6駅まわって(それでも3時間近くかかった)「ウルトラマン伝説らくがきちょう」を手に入れました。 |