☆うるめーる☆
ウルトラマンからお手紙が届く「うるめーる」
現在も続いているこの企画は、1993年に初登場しました。
最初は円谷プロダクション(C.K.)運営で、後にバンダイ運営となりました。今はサンタクロースエンパシーという会社が請けおっています。
所定の便箋にウルトラマン宛の手紙を書いて申し込み用紙と共に送ると、その書いた内容に応じた返事が帰って来ました。いろいろとパターンは用意されていたとは思いますが、現行うるめーるの手紙の目的項目に丸を付けるだけのスタイルと比べたら、いちいち内容を読んで検討し文章を組み合わせなければならないので大変だっただろうなと思います。
送られて来たものは、普通の封筒の中にさらにウルトラ文字記入の封筒があり、それにはわざわざウルトラの国製切手が貼られてスタンプまで押されているという手の込んだものでした。 円谷プロ応接室?のイスに座って手紙をチェックするウルトラマンのサイン入り生写真も、本物らしさを倍増させていて嬉しい心遣いです。  では、私の初うるめーるの内容を紹介します。

『・・・くん、元気かい。
僕が住んでいるのは地球からずっと離れた宇宙空間、M78星雲だ。
残念ながら、いまの地球の科学力ではM78星雲に来ることはできないんだ。
でも僕はいつも君のことを見守っているし、地球がピンチに陥った時には、必ず助けに行くよ。僕に連絡を取りたい時には、またうるめーるで手紙を書いてくれ。そうすれば僕の所に届いた君のメッセージを読んで必ず返事を地球の君の家に届けるよ。

手紙どうもありがとう。君と友達になれ、こうして君と文通できて、とても楽しいよ。
悲しいこと、うれしいこと、落ち込むようなことがあったら、星空を見上げて僕のことを思い出してくれ。僕はM78星雲から、いつでも君のことを見守っているし、応援しているよ。
僕だって時には落ち込んだりする。しかし君たち地球人が僕のことを応援してくれていると思うと、元気が出てくるんだ。
地球を狙っている怪獣は、まだまだ大勢いる。地球の平和を守るため、ともに頑張ろう。君が勇気ある地球人であることは僕の誇りだ。君と一緒に戦える日を、僕は待っている。もしかしたら、かつてハヤタ隊員と合体したように、君と合体することになるかも知れない。その時はよろしく頼むよ。
また手紙を待っているよ。お元気で。

1994年 M78星雲 光の国     ウルトラマンより』

これを初めて読んだ時、本当に嬉しかったです。特に最後の合体のくだりなんかはもうたまりませんね。
ウルトラマンと一心同体となるに値する、立派な地球人にならなければと思ったのでした。
私が2回目のうるめーると遭遇するのは、初うるめーるからそんなに時間が経ってない頃でした。
その頃バンダイが「ウルトラマンサウンドバトラーキャンペーン」なるものをやっていて、バーコードを切り取って送ると抽選でうるめーるが送られて来るという企画でした。それに当選したんです♪
送られて来たモノはちょっとパワーアップしてました。
表面のビニール製封筒にはウルトラマン達のクリアシールが貼られていて、その中のウルトラの国封筒にはもちろん切手&スタンプ、そしてクリスタルタウン絵柄部分が夜光塗料で光るんです!さらに中身は裏面がちゃんと顔になってるウルトラマン型の手紙。サイン入り写真も付いてます。  では内容です。

『・・・くん、元気かい。僕のふだんの生活を教えてあげよう。
僕の仕事は、君も知っているとおり、ウルトラ警備隊の隊員として平和な宇宙を怪獣から守ることだ。でもハヤタ隊員と同化していて、仕事が暇な時には、スポーツをしたり、地球式のお風呂に入ってリラックスしていたよ。
ウルトラの国にも地球とはちょっと違うけれど、テレビみたいなものはあるよ。地球が平和な状態かどうか、すぐ知る事が出来るんだよ。
いつも僕の事を応援してくれて、どうもありがとう。君と友達になれて、とても嬉しいよ。僕はM78星雲から、いつも君のことを応援しているよ。
時には、君の周りを見回してくれ。困っていたり、助けを求めている人がきっといると思う。怪獣と戦う以外にも、お年寄りに席を譲ったり、友達と助け合ったりすることも大切な勇気のひとつなんだ。
君が勇気ある地球人になってくれることを僕は願っている。ともにがんばろう。さようなら。

1994年 M78星雲 光の国    ウルトラマンより』

う〜ん、いい事言うなぁ。さすがウルトラマン。あなたに言われれば素直な気持ちで受け止められます。
・・・だが、しかーし! “ウルトラ警備隊”とは、凡ミスしてしまいましたね。ここでかなりガックリでした。
でもまあ、ウルトラマンもたまには間違う事もあるかもしれないし、、、今回だけは許してあげよう、と思ったのでした。
3回目のうるめーるは、前回から4年も経ったクリスマスメールです。
少し記憶が定かではないのですが、この時の申し込み用紙等が残ってないので、たぶん店頭で買ったんじゃなく、“ウルトラマンからクリスマスメールが来る”とか何とかいう企画に応募したんだと思います。
電話注文だったかも? この時はこれがうるめーるの事だとは全く解かりませんでした。どこにも説明が無かったです、確か。
で、送られて来たものは少しパワーダウン。
外のクリア封筒にはシール無し、ウルトラの国封筒は夜光塗料無し、手紙は初めての時のタイプ、写真も最初のと同じでした。  ではその内容です。

『やあ!・・・さん、メリークリスマス。
君はサンタクロースが本当にいるって信じているかい?僕はもちろん信じているよ。僕にはサンタクロースがとても身近に感じられるんだ。なぜなら一番嬉しいことが二人とも同じだからさ。それはね、「君達の笑顔」だよ。これからもその笑顔がもっともっと増えていくように、サンタクロースは君達に幸せをあたえ、僕は君達の幸せを守っていくんだよ。

僕と君は、もう友達だ。夜になったら星空を見上げて僕のことを思い出してくれ。そうすれば、夢の中で、きっと僕に会うことが出来るだろう。僕はM78星雲からいつでも君を見守っている。

君が勇気ある地球人であることは、僕の誇りだ。僕がいない間、美しい地球を守ってくれ。まだまだ地球を狙っている怪獣はたくさんいるぞ!
もし地球がピンチになったら、かつてハヤタ隊員と合体したように、君と合体することになるかもしれない。その時はよろしくたのむよ!
さようなら。

1998年 M78星雲 光の国  ウルトラマンより』

>僕にはサンタクロースがとても身近に感じられるんだ。
そりゃそうでしょう、父ですから。と、当時手紙につっこみました。
どうせなら父からの手紙の方が良かったかな〜
私の4度目のうるめーる体験は、厳密に言うとうるめーるではありません。
映画「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」公開前、ローソンオンラインショッピングにて販売された「小人用映画鑑賞券〜ティガへ送る手紙セット付〜」のモノです。
ローソンで予約すると、後ほど店頭で映画チケットとティガめーるを貰います。
そしてそのティガめーるの便箋にティガへの手紙を書いて申込書と送ると、ティガサイン入り生写真・刺繍製GUTSマークエンブレム・ティガからの返事が帰ってきました。
超古代文明都市デザインの封筒には、やはりわざわざ超古代文明切手が貼られています。スタンプは無かったです。  さあ、それではティガからのお返事をどうぞ。

『・・・さんへ

こんにちは。僕はウルトラマンティガだ。
君の手紙は、確かに僕のところに届いたよ。ありがとう。
今、こうして僕からのメッセージを君に送ることができてうれしいよ。

君はどんな夢をもっているのかな。夢は、信じていれば必ず叶うんだ。
だから、たくさん夢をみてほしいな。僕にもたくさん夢があるよ。
でも一番の夢は、みんなが平和に仲良く暮らすことなんだ。
だけど、また悪いことをする怪獣が地球に現れたら、僕は戦うよ。
その時は君も力を貸してくれるかな?君だって光になれるんだよ。
大きくなったら、一緒に地球を守るために戦おう。
それまで僕は待っている。

映画「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」は見てくれたかな?僕は勇気を持って戦ったよ。
君も、いつも心に勇気を・・・忘れないでね。

僕と君は友達だよ。僕は勇気の光になって、君のそばで見守っている。
太陽がキラッと輝くことがあるだろう。それは僕が君を見ているからだよ。
また君に会えるのを楽しみにしているよ。元気でね。

              2000年    ウルトラマンティガより』

大きくなったらって(^_^;)・・もうかなりおっきいんですけど。
ほんとにこんな物欲煩悩まみれの私でも光になれる?
2000年末頃に、店頭で久々にウルメール(カタカナになってました)を発見。
なんと、マン・セブン・ティガ・ダイナ・ガイアの中から返事が欲しいウルトラマンを選べる様になってるではありませんか!
迷った挙句、私はセブンに手紙を書く事にしました。
その時送った内容を写真に撮って残しておいたので、恥ずかしながらここに公開致します。

「明けましておめでとうございます、ウルトラセブン様。
宇宙の掟に背いてザバンギを倒したその後、お変わりはありませんか?
そこまで地球人の事を好きになってくれたあなたの気持ちに応える為にも、私達はより良い進化に向かう様、努力していこうと思います。
ところで、私は付き合って2年になる彼女との結婚を近々考えておりますが、ここに一つ問題があるのです。
私、ウルトラファンを続けて30年になりますが、その間集めた様々なグッズが溢れかえっており、現在も増え続けている状態なのです。 おまけに貯金もほとんど無く、はたしてこんな状況で彼女を幸せに出来るのだろうかと、毎夜ウルトラの星を見つめて自問自答する今日この頃です。 ウルトラセブン様、どうか良いアドバイスをよろしくお願い致します。」

さあ、このどうでもいいような内容の相談に、セブン=ダンはどう答えてくれたのか!

『・・・さん
君の応援はわれわれの故郷M78星雲まで届いているよ、ありがとう。
私は宇宙の平和を守るために、今でもパトロールを続けている。
今すぐ地球に行くことができないのは残念だが、宇宙に平和がおとずれた時は必ず君に会いに行くことを約束しよう。

私が初めて地球に来たとき、地球はいろんな宇宙人から狙われていた。宇宙にあるどんな星より美しかったからだ。
しかし、私がこの星を守ろうと決意したのは地球の美しさからではない。
なにより君たち人間の心が美しかったからだ。
私が見た人間は、みんなの命を救うために必死に困難に立ち向かっていた。地球の人々がその美しい心をもっている限り、私はどんな努力も惜しまない。
君の心はどうだい?友達を助け、困った人に手を伸ばす思いやりを持っているかい?

私は地球の人達が、そして地球の美しさが大好きだ。
今は君に会いに行くことは出来ないが、いつか来るその時まで、地球の自然を守り、いつまでも思いやりの心を持った美しい人間でいてほしい。私にとって地球は光の国と同じくらい大切な星なのだから。
君が私の応援をしてくれるかぎり、私はどんな宇宙人たちが地球を狙おうとも守ってみせる。君達の応援は私に力をくれる勇気の源なのだ。
そして私も君に正義の応援を送りつづけよう。宇宙に平和が訪れるその時まで!

  自信を持って頑張ってくれ、私も君の幸せを願っているよ。

       2001年 M78星雲 宇宙警備隊  ウルトラセブン』

(;´ρ`) 最後の一行、そ、それだけですか〜〜〜・・ありがとセブン。
現在のところ、私の最新のウルメールです。
2002年夏のウルフェス会場でコスモスの表紙に目が留まりました。
マン・セブン・ティガ・ダイナ・ガイア・コスモスからお返事選べます。
申し込み書に、依頼人から受取人への一言メッセージを書く欄があったので、今回は妻から私へお届けという風に書いてもらいました。 ヒーローはコスモスを選択。
約1ヶ月後届いたモノは、以前よりかなりパワーダウン。
雰囲気があってすごく良かったウルトラ封筒が無くなり、透明窓のダイレクトメール風封筒に直接手紙が入ってます。生写真も無し。クリアシールのオマケはありましたが・・・
では内容です。

『・・・さん。
勉強に、スポーツに、そして遊びに元気で頑張っているかい?
元気ってすごく大切な事だよね。元気がなくなればカオスヘッダーから地球を守る事なんてできない。カオスヘッダーから地球を守る為には、僕だけじゃなくてみんなの元気のエネルギーが必要なんだ。

僕が地球に最初にやって来た時の事を君は知っているかな?
あの時は、カオスヘッダーではなく、地球に移り住もうとしたバルタン星人を追って地球にやって来たんだ。
バルタン星人は地球を侵略しようとしたかった訳じゃない。
自分の子供を・・・そう、君達と同じくらい小さな子供達を地球で安全に暮らせるようにしたかっただけなんだ。だから、バルタン星人の子供達と地球の子供達は友達になれた。
僕がいつも思っている事《みんなが仲良く生きていける世界》それに一歩近づけたんだ!!

君が僕を応援してくれる限り、僕はカオスヘッダーには絶対負けない。君達の応援は僕に勇気を与えてくれる。これからも、僕に勇気の応援エネルギーを送り続けて欲しい。君と僕の友情のあかしとして。
いつか一緒に地球の平和を守れる日を楽しみに待っているよ。
その時まで、お互いに元気で頑張ろう!

(で、最後に依頼人のメッセージが入るのです)
ウルトラコレクションもほどほどにしてネ! ・・・より

2002年 M78星雲 宇宙警備隊 ウルトラマンコスモス』

ええっ!コスモス、いつ宇宙警備隊所属になったの〜?ちょい複雑な気持ち・・
>君達と同じくらい小さな子供達
申し込み書にはきちんと年齢書いてるのに、このあたりの気配りはだんだん雑になっている気がしますね。 一生懸命送られて来た内容を吟味して返事を作っていた最初期のうるめーるが懐かしいです。
そうそう、最後のメッセージは頼んでカワイク書いてもらいました。普段は・・・(-_-;)
 
☆そして、2009年登場の最新版はこちら
 
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