≪musibaがお勧めするアルヴィスの世界観≫
設定ページにもあるように、アルヴィスは初代ウルトラマンが地球を去ってから数十年後の世界の物語です。(私のイメージでは30〜35年後位)なので当然旧科特隊メンバーも登場し物語に絡んできますが、でしゃばり過ぎず少な過ぎずという絶妙なバランスの絡み具合にも注目です! 「ウルトラマン」最終回で記憶を消されたハヤタは、その数年後ある事故をきっかけに過去のウルトラマンとの日々の記憶を取り戻し、フジ・アキコにだけ打ち明けているという裏設定になっています。(私の中ではムラマツキャップはその時殉職) そして伽羅さんがこの作品で明かすウルトラ族驚愕の真実! ・何故、ウルトラマンは地球人を救うのか? ・何故、多くの地球人の中で、主人公を選んだのか? ・何故、ウルトラマンと主人公は別れなくてはならなかったのか? 「ウルトラマン」最終回でのゾフィーの印象と、私の好きな『ゾフィーのバラード』の歌詞、他から伽羅さんが導き出した光の一族贖罪の歴史に涙して下さい。 (ちなみにウルトラ族の責任という点は、真船一雄さんの「ウルトラマンSTORY 0」よりも構想は先です) さらに伽羅さんが挑む、初代マン〜セブン世界へのリンク。 セブンの描写で地球が星間戦争に巻き込まれたとか、キュラソ星人事件で地球に連絡を行っている事実。宇宙人達は地球と太陽系を知っており、友好関係であったり敵対関係であったりというものが一朝一夕に出来上がるはずが無い!何かあるはずだ! という訳で、TDF創設ストーリーとしても良く練られています。若かりし頃のキリヤマも重要な役どころで登場しますよ♪ ただし、そう単純に繋がっているというものでもなく、最終話に大きな出来事があるのでどうぞお楽しみに! もちろんこういった旧作とのリンクだけではなく、登場人物それぞれが生き生きと描かれているのが最大の魅力です。 カワイイ女の子が主役で変身!これだけで私はもうたまりませんね♪ |
◎怪獣の出現と謎の生命体(宇宙人)が、地球に現れるようになる。 ◎出現場所の国家が逐次対応してゆくが、国力の差によって被害に著しい差異が認められる様になる。 ◎又、確保した異星の技術が、国家同士の対立を深めるという遺憾な事件も多発。 ◎幾度の国連会議により、地球防衛組織の立ち上げが、決議される。 ◎地球防衛組織は、軍事集団として活動を開始。 ◎対怪獣戦では活躍できたが、宇宙人等による怪現象の解決には対応できない弱点が露見。 ◎F・G・ピース氏の提唱で【国際科学警察機構】が、地球防衛組織に組み込まれる。 ◎防衛組織が軍事面を、警察機構が警務面を取り扱うようになる。 ◎国際科学警察機構は警務任務に勤しむ機構だったが、宇宙人の抵抗が激烈を極めた為、限定的な武装強化を図った【科学特別捜査隊】を結成します。 ◎以後、【科特隊】は遊撃隊として活動を開始、多種の任務に就くようになるのです。 ◎科学特捜隊、ウルトラマンと出会う。 ◎謎の巨人は、防衛軍、科学警察機構ともに敵対生命体で無いと判断し、公式には黙認を決議する。 ◎科学特捜隊日本支部が、ゼットンと呼ばれる怪物に襲われ、損害を受ける。 ◎謎の巨人も倒されるが、科学センターと科学特捜隊の活躍で、地球の危機を逃れる。 ◎突発的な宇宙人の侵略行動に対応する為に、科学特捜隊を強武装した【特務科学特捜隊】が結成される。 ◎地球防衛組織と科学警察機構の間で指揮権が争われるが、準防衛組織の一員として任務が要請できるとして、両者の和解が達成される。 ◎宇宙人の侵略行為が増加。 ◎国連で地球防衛組織が【地球防衛軍】に昇格決議される。 ◎各地に点在している防衛軍基地と警察機構設備を統合し管理する拠点を、サブリナス諸島に建設開始。 ◎サブリナス統合本部が完成する。 ◎恒久的宇宙基地が太陽系に展開する。 |
≪最後に超ネタバレ。最終話読後にどうぞ≫
ラストで“マミ”が降り立った世界。 私は、キリヤマもまだ隊員だった頃の創設間もないウルトラ警備隊初代メンバーに“マミ”は着任したんだなと考えました。 そこは以前とは少し時間軸が違った世界。 ウルトラの一族はもう2度と過去の様な過ちを起こす事はありません。 それから約10年。青く輝く地球を見つめる恒点観測員340号は思います。「これがアルヴィスの愛した者たちが住む惑星か・・・美しい。」 アルヴィスとジュダ、そして“マミ” “ファ” “ユウコ”、4S隊メンバーと多くの仲間達に・・・“ありがとう”の言葉を贈ります。 |